田中がOP戦初登板で快投 空振り三振奪ったスプリットは「エクセレント」

ストライク率は79%、2回2奪三振無失点の完璧投球に「タナカタイムは成功」

 ヤンキースの田中将大投手が12日(日本時間13日)、ブレーブスとのオープン戦に先発した。“今季初登板”で2回を投げ、無安打無失点、四球ゼロ、2奪三振の完璧なピッチングを見せた。

 昨年7月に右肘靭帯部分断裂の重傷を負い、2か月半のリハビリを乗り越えて終盤の2試合で復帰していた右腕。今年のキャンプでも、チームは田中について慎重な姿勢を崩していないが、初戦でジョー・ジラルディ監督やメディア、ファンの不安を払拭した。19球を投げ、ストライクは15球。ストライク率は79パーセントと、抜群の制球力を誇る田中らしさを示した。

 ヤンキースの公式ツイッターもエースの快投に「タナカタイムは成功だった」と速報している。

 田中は昨年、20試合に先発。13勝5敗、防御率2.77という優秀な成績を残したが、肘を痛めるまでは新人ながらサイ・ヤング賞候補にも挙がるほどの素晴らしいピッチングを続けた。

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