ジーター氏と松井氏が明かす秘話 実は「日本で一緒にプレーしたかった」!?
2004年以来となる日本での2ショットが実現、現役の頃から“共演”について話し合っていた
21日に東日本大震災チャリティーイベント「ハイチュウプレゼンツ トモダチチャリティベースボール」(東京ドーム)を行うデレク・ジーター、松井秀喜両氏が18日、都内のホテルで記者会見を行った。ヤンキースでチームメートだった2人は親友としても知られているが、引退後に日本で“共演”することは以前からの夢だったという。
ジーター氏が来日したのは、ヤンキースがデビルレイズ(当時)との日本開幕戦を行った2004年以来。当然、その時は松井氏とともに日本でプレーしている。ただ、ジーター氏はこんな“秘話”を明かす。
「松井さんとは現役の頃から『2人とも引退したら、一緒に日本に来てプレーしよう』、そんなことも言っていました」。そして、冗談まじりに「今、この年になっては2人ともプレーをするには年を取りすぎたかなと思っているところです」と付け加えている。
一方で、松井氏も今回のイベント開催を心から喜んでいる。「ここにジーターがいるという事実だけでもすごいこと。この20年間、メジャーリーグの象徴だったジーターを連れてくることができてうれしいし、今回、イベントに参加する子供たち、ファンのみなさんに喜んでいただけると思います」と笑みを浮かべた。
2人の友情があるからこそ、夢のような企画が実現する。この日も、ジーター氏からいつも通り「トシヨリ(年寄り)」と呼ばれた松井氏が「年寄りと言われましたけど、彼も同い年です。ということで、彼も年寄りということです」と切り返して笑いを誘うなど、息が合ったところを見せた。
そして、日本で一緒にプレーすることが現役時代からの夢だったことを松井氏も認めた。