上原&田澤、岩隈、和田がプレーオフへ? 米シンクタンクがMLB順位を予想
和田毅のカブスに高評価、イチローのマーリンズはプレーオフ進出圏外に?
ナ・リーグでは和田毅投手が所属するカブスの数値が高い。中地区でカージナルスに次ぐ2位とされており、プレーオフ進出確率は43%と算出されている。2年連続地区最下位だが、名将ジョー・マドン監督をレイズから招聘し、左腕ジョン・レスターを獲得。大型補強を敢行した名門球団がダークホース的な存在と見られている。
イチロー外野手が加入したマーリンズも前評判は高いが、「ベースボール・プロスペクタス」ではプレーオフ進出圏外と分析されている。東地区はナショナルズがプレーオフ進出確率78.6%と圧倒的で、マーリンズはメッツ(37.5%)にも及ばず、3位の30.6%と厳しい数字が出ている。
また、昨年の世界一球団で、今季は青木宣親外野手が加入したジャイアンツも苦しい戦いになると見られている。西地区1位はドジャースで、プレーオフ進出確率は88.9%と全30球団の中でトップと算出された。地区優勝確率も74.7%という高い数値だ。
2位は大型補強を敢行したパドレスで、プレーオフ進出確率は37.2%。ジャイアンツは3位の34.9%と分析されている。悲願の世界一を目指す青木だが、ジャイアンツはこのわずかな差を覆すことはできるだろうか。
ナ・リーグは、ワイルドカードゲームがカブス-パドレス。さらに、地区シリーズはドジャース-ワイルドカードゲームの勝者、ナショナルズ-カージナルスになるとの分析結果が出た。
あくまで現時点での分析結果で、ケガ人などが出れば数値は変動する。シーズン途中の補強でも状況は大きく変わるはずだ。実際のシーズンでは、どんな結果が出るだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count