田中将大の仕上がりにヤ軍監督も満足 「彼は全てのハードルを乗り越えた」
OP戦最後の登板を終えた田中に指揮官「起用法に注意すべきだと考えない」
6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦で自身メジャー初の開幕投手を務めるヤンキースの田中将大投手は3月31日(同4月1日)、オープン戦最後の登板となったツインズ戦に先発した。4回1/3を投げ、7安打3失点で敗戦投手となったが、ジョー・ジラルディ監督は右肘靭帯部分断裂で昨年途中に長期離脱したエース右腕が故障なしに開幕を迎えられることに満足感を示している。地元紙ジャーナル・ニュースが報じた。
「彼は全てのハードルを乗り越えた。私は彼に余計な休みを与えたり、起用法に注意すべきだとも考えない。彼は、腕の異変や、通常の張り以上のものを報告していない。これは朗報だと感じている」
指揮官はメジャー2年目で開幕投手の大役を託した右腕のここまでの健康を心から喜んでいる。
田中は昨年7月に右肘靭帯部分断裂で保存治療を選択し、復帰までに約2か月半を要した。シーズン終盤の2試合で先発復帰していたが、ヤンキース首脳陣は田中の肘の故障再発を防ぐために、起用法や投球数などに細心の注意を払ってきた。