イチロー、“緊急初先発”でも存在感 「彼は贅沢さを与えてくれる」と指揮官
オズナの遅刻で緊急先発、指揮官は13日以降の先発の可能性も示唆
突如、回ってきた出番だった。センターのレギュラー、マルセル・オズナが試合前のバッティング練習の予定を失念していたために遅刻。地元紙「パーム・ビーチ・ポスト」によると、マイク・レドモンド監督は試合前に「我々はレイズとのシリーズに勝とうとしている。彼はチームメートのためにもここに来る必要があったし、準備する必要もあった」とオズナを先発から外した理由を説明したという。
代わりにイチローを先発で起用することについて、指揮官は「彼は打席でチャンスを作ってくれるし、多様性はある。これまで厚みのなかったポジションに厚みを与えてくれている。もしも、1人にオフが必要な時には、彼がその贅沢さを与えてくれる」と語っていた。
「オズナが1試合以上、ベンチとなる可能性もあるのか?」という質問に、指揮官は「様子を見てみよう」と話したという。大きな期待にバットで応えたイチローは、13日(日本時間14日)のブレーブス戦で2試合続けて先発の機会を手にできるかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count