イチロー、“緊急初先発”でも存在感 「彼は贅沢さを与えてくれる」と指揮官

レイズ戦で移籍後初先発、犠飛を含む3打数1安打1打点

 マーリンズのイチロー外野手が、12日(日本時間13日)のレイズ戦で「5番・センター」で移籍後初となる先発出場を果たした。4回に一時同点とする犠牲フライを放つなど3打数1安打1打点と存在感を示したが、試合は5ー8で敗れた。

 マーリンズ・パークで初めてスタメンのチャンスを手にしたイチローは、2回の第1打席はレフトフライに倒れた。

 しかし、1点を追う4回1死一、三塁で迎えた第2打席では相手先発カーンズの6球目を巧みに捉え、左中間に鋭い打球を運んだ。レフトのデヘススにスーパーキャッチされるも、これが犠牲フライとなり、三塁走者のイエリッチがホームイン。1-1の同点に追いついた。

 6回は三振に倒れたものの、8回2死一塁の場面では、3球目をレフト前にヒット。一、三塁とチャンスを広げたが、後続が倒れた。イチローはこれでメジャー通算3000本安打まで154本とした。

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