守護神乱調で岩隈久志の初白星が消滅 サヨナラ負けに指揮官は「辛い負け」
岩隈のナ・リーグ本拠地での無失点イニングは「24」でストップ
地元紙シアトル・タイムズでは、「(味方打線の)勢いに乗りたかったし、いつもならいいリズムとテンポでストライクゾーンを攻められる。でも、今日は相手が難しい球も振ってきた」という岩隈の談話を紹介。点を取って取られてのシーソーゲームだった試合をリポートしている。
マクレンドン監督は「辛い負け方だが、相手は素晴らしいチーム。打席で粘りながら、今日の試合をモノにした」と脱帽だったという。
昨季の交流戦は、3試合に先発して3勝無敗、防御率1.29という圧倒的な成績を残した岩隈だが、ナ・リーグ本拠地での無失点イニングも「24」でストップ。序盤にKOされて黒星がついた前回登板よりも納得のいく球は増えたようだが、決め球スプリットを警戒される中での効果的な投球方法をいち早く見つけて、次回こそ白星を飾りたい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count