イチローの「忍者」生還に地元メディアも大論争 「セーフだと思う人間は?」

「イチローがセーフだと思う人間は?」「これぞクロスプレー」

 この際どいプレーに地元メディアも大興奮。リプレーをレビューする間、地元紙ニューズデイのマーク・クレイグ記者は「ワオ! 際どいプレーだ。イチローは最初プレートにタッチしていないが、2回目はどうだ?」とツイート。MLB公式サイトのメッツ番記者、マイケル・バロン氏は「イチローはセーフかもしれない。トラビスはタッチを失敗しているかもしれない。判断は難しい」と速報している。

 また、ESPNのアダム・ルービン記者は「イチローはセーフに見える。でも、メッツは最初の判定があるから有利だ」と分析。ニューヨーク・ポストのマイク・プーマ記者は「イチローがセーフだと思う人間は他にいるか?」と呼びかけた。

 クレイグ記者は「際どすぎる。ダーノーが最初にタッチしたかも分からない。そして、2回目のタッチもギリギリだ」と再びツイート。中継していた地元テレビの解説者は「これぞクロスプレーだ」とうなるなど、大きな論争を呼んだ。

 結局、5分44秒という異例の長さの審議を経て、イチローはセーフに。ベンチで状況を見守っていたレジェンドは静かに笑みを浮かべ、オズナ、モースら同僚と軽くハイタッチした。

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