“伝説のクローザー”リベラ氏が田中将大の復調を断言 「じきに良くなる」
「時にはうまくいかないこともある。そんな時でも彼らは勝つ方法を見つけるもの」
現在、テレビ解説者を務めるコーン氏は、現役時代にメジャー17年間で通算194勝126敗、防御率3.46の成績を残した名投手。ヤンキース在籍中に4度のワールドシリーズ制覇に貢献している。通算2668奪三振を奪い、ロイヤルズ時代の1994年にはサイ・ヤング賞を受賞。ヤンキース移籍後の1999年には、旧ヤンキースタジアムでエクスポズ(現ナショナルズ)相手に完全試合を達成した。
コーン氏のように、剛速球に頼らずとも田中は三振と白星の山を築けるピッチャーだと、リベラ氏は信じている様子だ。
「時にはうまくいかないこともある。痛みや手術を回避する戦いもある。だが、そんな時でも彼らは勝つ方法を見つけるものなんだ」
ヤンキース伝説のクローザーは、田中の修正能力に太鼓判を押す。18日(日本時間19日午前8時10分開始)のレイズ戦で今季3度目のマウンドに上がるエースは、リベラ氏の言葉通り本来の調子を取り戻せるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count