田中将大の次回登板は24日 黒田も苦しんだ「中3・5日」で快投は続くか
前回はナイターで次回はデーゲーム、実質「中3・5日」での登板に
球団公式サイトによると、ジラルディ監督は「田中は結局、通常通りの登板間隔で投げることになった。彼が投げた球数と(登板後の)彼の状態から、それがいいと感じた」と話したという。18日のレイズ戦では100球が降板のメドとされていた田中だが、大量リードなどもあって85球でマウンドを降りたため、コンディションも上々のようだ。
ヤンキースには開幕からすでに2日のオフがあったため、田中は6日のブルージェイズ戦で開幕投手を務めてから、12日のレッドソックス戦、18日のレイズ戦と、いずれも中5日で登板してきた。中4日での登板は、今季初となる。
ただ、17日のレイズ戦は現地時間午後7時開始のナイターで、23日のタイガース戦は同午後1時開始のデーゲームのため、登板間隔は実質、中3・5日となる。しかも、その間にタンパからタイガースへの移動を挟んでいる。田中にとって、厳しい日程であることは間違いない。
この「中3・5日」という登板間隔には、メジャーでエース級の活躍を続けた黒田博樹投手(現広島)も苦しんでいた。昨季、39歳にしてヤンキース先発陣で1人だけ1年間ローテーションを守った鉄人ですら、「中3・5日」の厳しさを口にすることは多かった。