指揮官が解任危機のマーリンズ オーナーが後任候補の情報収集を進める?
マーリンズ投手陣の防御率はメジャーワースト2、「監督の責任だとは思わない」との声も
また、記事では、メッツ幹部が同じナ・リーグ東地区のライバルの不振について「二流の先発ピッチャーと二流のブルペンだったとしても、それが(監督の)責任だとは思わない」と分析していることを紹介した。
若きエース、ホセ・フェルナンデス投手はトミー・ジョン手術からのリハビリ中で、代わりのエースと期待されたヘンダーソン・アルバレス投手も肩の炎症で故障者リスト入り。22日時点で投手陣の防御率はメジャーワースト2の4・98と多くの失点を許している。
21日の試合前、ローリア氏はダン・ジェニングスGMとともにレドモンド監督と緊急会談を持ち「私が言えることは1つだ。私は宮殿の陰謀には興味はない。我々は試合に勝たなければいけない。以上だ。(憶測は)何事とも一切の関係がない」とコメントしている。
ローリア氏は2003年にジェフ・トーボーグ監督をわずか開幕38試合で解任し、07年にはフレディ・ゴンザレス監督との契約を70試合で打ち切った。また、06年には関係が良好ではなかった現ヤンキースのジョー・ジラルディ監督を、12年には成績不振だったオジー・ギーエン監督を1シーズンで交代させた経緯がある。今回も監督交代の可能性について否定しなかったことで、地元メディアは去就問題に関する報道を過熱させている。