ダルビッシュ有が米市民権取得の希望を明かす 手術後のリハビリも順調
「僕の英語に関してチームから助けが得られるなら、市民権を獲得したいと伝えました」
「ホセ・フェルナンデスがアメリカの市民権を取得したと聞きました。僕の英語に関してチームから助けが得られるなら、僕は市民権を獲得したいと伝えました。問題はチームが遠征に出てしまうと、チームメートと一緒にいられないこと。そうなると英語を話せないので、だんだん悪くなってしまう」
イチロー外野手が所属するマーリンズのエース右腕ホセ・フェルナンデスはキューバ出身。ダルビッシュ同様にトミー・ジョン手術を受け、復帰に向けてリハビリを進めている。フェルナンデスはその間に米国の市民権を獲得し、4月24日にセレモニーに参加。スペイン語が母国語のフェルナンデスだが、今や流暢な英語を操っているという。
2012年に日本ハムからレンジャーズに移籍したダルビッシュは、英語の読み書きを理解し、5年以上アメリカ国内に居住すれば市民権を申請できる。エース右腕は、チームの年間表彰式で英語でスピーチし、絶賛されるほどのコミニケーション能力をすでに手にしているという。完全復活と市民権取得という2つの目標に突き進んでいる様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count