“怪童”ハーパーが劇的サヨナラ2ラン MLB10年ぶりとなる3戦6発の大爆発
打たれた投手も「今、世界で一番熱い選手」と脱帽
ナショナルズのブライス・ハーパー外野手が9日(日本時間10日)、本拠地でのブレーブス戦で9回にサヨナラ2ランを放った。“怪童”はこれでメジャー10年ぶりとなる3試合6本塁打の大暴れ。ナ・リーグ優勝候補の筆頭に挙げられるナショナルズは、今季初めて貯金1とした。
6-6の9回、ハーパーは1死一塁でセンターへ特大の2ランを放った。本拠地は熱狂に包まれ、ゆっくりと生還したヒーローをチームメートがもみくちゃにして祝福。圧巻のサヨナラホームランだった。
ハーパーは6日に3打席連続ホームラン、8日にも2ホームランをマークし、2戦5本塁打の球団記録を作っていた。これで3戦6発。MLB公式サイトによると、メジャーでの3試合6本塁打は、2005年のドジャース・崔煕渉以来の快記録だという。ハーパーはこの3試合で12打数8安打の打率6割6分7厘、6本塁打、12打点をマークした。
サヨナラ弾を浴びたブレーブスのマーティンは「彼は今、世界で一番熱い選手だ。すべてのスイングがいいし、ボールが良く見えているし、バランスもいい」と脱帽していたという。