ロッテの大嶺兄弟が初めて一緒にお立ち台に 「こういう日が来るとは…」
兄・祐太は8回1失点、弟・翔太は1打点で勝利に貢献
ロッテの大嶺兄弟が初めて一緒にお立ち台に上がった。本拠地での西武戦は11-1の快勝。先発の兄・祐太は8回4安打1失点と快投して2勝目(1敗)。弟・翔太は3打数1安打1打点で勝利に貢献した。
祐太は初回、いきなり1死満塁の大ピンチを招いたが、メヒアを二ゴロに仕留めた。これを翔太が処理してダブルプレー。無失点で切り抜け、波に乗った。
味方が初回に5点を先制するなど、6回までに11点を奪取。3回には2死満塁で翔太のレフト前タイムリーも飛び出した。大量リードに守られ、祐太は7回まで3安打無失点の快投。8回に浅村にソロホームランを浴びたものの、失点はこの1点だけだった。
試合後には初めて兄弟そろってお立ち台に。祐太は「初回はどうなるかとお思いましたけど、そこをどうにか切り抜けたので、頑張れました」と振り返った。弟の翔太が処理したダブルプレーについて「あれはすごく大きかったです」と話し「エラーしたら困ると思ったので、しっかりダブルプレーが取れてよかったです」と笑いを誘った。これには翔太も「何とかミスせずによかったです」と苦笑いだった。