マーリンズ同僚、スタントンの場外弾よりもイチローの“顔芸”にビックリ!?
昨年は自身のホームランをジーターから“顔芸”で祝福されたイチロー
マーリンズの雰囲気が抜群であることは、イチロー自身も球団の公式ラジオ番組「マーリンズ・ラジオ・ネットワーク」に出演した際に明かしている。
「14年間メジャーでプレーしていて、クラブハウスやチームでは時には選手のエゴや選手同士の相性もあったりもするものだけれど、これだけどの選手ともいい関係にあることって、なかなかないですね」
選手同士のあまりに良好な人間関係についてこう証言していた。
一方、イチロー自身はヤンキース時代の昨年7月25日、ブルージェイズ戦でホームランを放った際、もう1人のレジェンドが顔芸でチームの士気を高める様子を間近に目撃している。
当時、マーク・バーリー投手から昨年唯一の本塁打を放ったイチローがベースを周回し、ダグアウトに戻ると、昨年限りで現役を引退した「キャプテン」ことデレク・ジーター内野手が最前列で待ち受けていた。初めは無表情で冷たい視線をイチローに浴びせていたが、突如、破顔一笑。テンションを上げながらイチローをハイタッチで祝福した。
今季すでに「4番目の外野手」という立場を超える活躍を見せているメジャー15年目のベテランは、有望な若手の手本のみならず、絶妙なムードメーカーとしても存在感を発揮している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count