勝利目前で交代も、名将は和田毅を絶賛 9K快投に「これ以上望めないほど」
本人は「5回をしっかり終われなかったのは悔しい」
カブスの和田毅投手が20日(日本時間21日)の敵地パドレス戦で今季初先発し、4回2/3を投げて4安打2失点、自身メジャー最多の9奪三振を奪う活躍を見せた。最後は勝利投手目前での交代となったが、名将ジョー・マドン監督は、その投球を手放しで絶賛している。
3-2で迎えた5回2死一、二塁。和田はあと1人で勝利投手の権利を手にできるところだったが、マドン監督から交代を告げられた。69球での降板だった。
「下でも70~80球くらいで交代させられていたので。これから少しずつ球数を増やしていく中で信頼されていけば、100球も投げさせてもらえると思う」
こう振り返った左腕は「5回をしっかり終われなかったのは悔しい。チームとしては勝てたし、次回そういう場面で任せてもらえるように、これからまた信頼を少しずつ勝ち取っていきたい」と話した。
ただ、この登板で実力は存分にアピールした。人格者としても知られる名将マドン監督は、その投球を絶賛している。