オリ金子、復帰登板で炎上も今後に光明 「いい意味で予想を裏切ってくれた」
気がかりな右肘の状態は…
他の投手とは違い、独自の感覚、感性を持つ男。それが金子千尋だ。
「打たれているのでしっかり修正しないといけない。けど、ボール自体の感覚、ズレはなかった。多少、いつもより緊張はあったがそれ以外はすんなり試合に入れた」
試合の反省を語ると同時に確かな手応えも感じていたに違いない。
一番、気がかりなのは登板後のコンディション。右肘の状態さえよければ中6日で30日・広島戦(京セラドーム)に先発する。復帰登板を終えた翌日。金子は少し安堵の表情を見せ答えた。
「もっと(右肘に)張りや違和感が出るかなと思っていたがそれもなかった。いい意味で予想を裏切ってくれたと思います」
復活への第一歩を踏み出したエース・金子。次回登板では本来の姿を見せてくれるはずだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count