筒香負傷交代も打線奮起 復帰即3安打の梶谷「しっかり気を持って臨んだ」
2日ぶりのお立ち台に井手は「調子を保ってがんばりたい」
梶谷不在時に3番を任された“代役”も気を吐いた。
この日7番に入り、3回に同点のタイムリー二塁打を放った井手は「しっかりと甘い球を捉えることができた」と打席を振り返った。14安打を放った打線で2本のタイムリーを含む3安打を放ち、5点差を逆転した22日の同カードでもサヨナラ打でヒーローとなるなどチームに欠かせない存在感を放つ井手。この日は最終回に山崎康が頭部への危険球で退場となっているだけに、お立ち台で持ち前の明るさは見られなかったが、交流戦に向けて「調子を保ってがんばりたい」と力強く語った。
梶谷が欠場している間、日替わりで打線を支えたのがこの日、逆転のビッグイニングとなった3回に口火となるタイムリーを放った下園であり、今日のヒーローである井手だ。
初回の走塁で負傷交代した筒香の状態が心配されるだけに、復帰直後に3安打でリーグ2位となる.327まで打率を上げた梶谷、そして好調をキープする井手らの存在はいっそう心強く感じられる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count