高い技術に「美しい」の声 青木宣親が5試合で打率6割1分9厘の大暴れ
2本目は三塁方向へのバント安打に「美しい」
相手投手の右・左は関係なく、抜群のバットコントロールで野手のいないスペースに打球を落とす打撃技術に脱帽していた。
ジャイアンツは続く7回にベルトの先制ソロが飛び出し、均衡を破る。すると、8回にダフィーの四球、代打ブランコの二塁内野安打で無死一、二塁とチャンスを作る。ここで青木が4度目の打席に立った。
青木は中継ぎ右腕カニフの初球を三塁方向へ絶妙なバント。相手の三塁手ウリベが処理して一塁に送球したが、俊足を生かして一足早く一塁を駆け抜けた。
ここで実況が「三塁際にバント。これは美しい。ウリベが投げる。全員セーフになった! 彼(ウリベ)はチェンジアップを投げました。これは青木のヒットになるでしょう」と称賛した。