今季初勝利ならずも、好投の和田毅を相手主砲が称える 「本当にいい投球」
MLBトップ打率のロイヤルズ抑える、主砲ゴードンは「球種が混ぜられていた」と称賛
チームは7回に同点に追いつき、延長11回にロスのサヨナラ打で死闘を制した。和田は96球を投げ、ストライクは66球。3戦目でも今季初勝利はならなかったものの、昨年ワールドシリーズに進出し、今季はメジャー最高の打率2割8分2厘という強力打線を誇るロイヤルズの選手もそのピッチングを称えている。
「彼は本当にいいピッチングをしていたね。彼の(持つ)球種が混ぜられていた」
4年連続でゴールドグラブ賞を獲得し、ア・リーグ最強の守備力を誇る外野陣を支える名手はこの日、和田との打席で1安打1四球だった。2回の二塁打は幸運なヒットだったこともあったのか、和田の力投を評価していた。
和田は左太もも裏の故障で、今季開幕を故障者リストで迎えた。先発ローテの5番手としてメジャー復帰後、3試合に先発。勝敗は未だ付いていないが、防御率は2.30と優秀な数字を残している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count