青木は「世界王者の素晴らしい補強」 球宴初選出なるか、MLBサイトが特集
守備では「賢いルート取りと卓越した直感でキャッチを決める」
新加入の青木はリードオフマンとして結果を出しているが、高いレベルの守備に加え、明るい性格でクラブハウスでも人気者となっており、三拍子揃った最高の補強だったという。
さらに、記事では現地5月30日(日本時間31日)時点での打撃面の数値から2人の名手を比較している。
青木は打率3割1分4厘、出塁率3割8分8厘、長打率は4割3厘で、OPS(出塁率+長打率)は.791。パガンは打率3割1分2厘、出塁率3割3分7厘、長打率3割8分7厘で、OPSは.724となっている。
「日本からやってきたイチロースタイルのプレーを見せる男が、センターで毎イニング、不屈の闘志を見せつけるプエルトリコ出身の男よりも優位となる」
現時点では、マーリンズのイチロー外野手のような打撃スタイルを誇る青木がバットで、パガンを上回っていると指摘している。
一方で、守備面では互角だという。パガンはAT&Tパークのセンターの広いスペースを守り、相手の長打コースの当たりを防いでいる。一方、青木に関しては「賢いルート取りと卓越した直感でキャッチを決める」と評価している。
走塁面も五分と五分の評価。どちらも盗塁の脅威を与え、一瞬の間で一塁から三塁まで駆け抜けるほどだとされている。ただ、青木に関しては、外野の全3ポジションを同レベルのスキルでこなす守備能力を持つこともプラス要素だという。