マーリンズの救世主? 復帰目指すエースが初の実戦形式で156キロ計測
「思い切り投げすぎないようにしていた」のに156キロ、借金12と低迷するマーリンズを救えるか?
マーリンズの投手リハビリ担当コーディネーターのウェイン・ローゼンタール氏が「彼は素晴らしい状態に見えたね。初めてのマウンドだったけれど、球速良し。腕の振りも良し。投げる姿を見ることができて、良かった。思い切り投げすぎないようにしていたね。それでも球速はいい」と説明したいたことも記事では紹介されている。フェルナンデスは全力ではなくとも最速156キロをたたき出したようだ。
「僕はみんなと開幕戦に先発したかった。でも、重要なことはチームが何を求めているか。それが自分の求めていることでもある。彼らは僕に健康体でいてほしいと考えている。残りのシーズンで投げてほしいと考えている。
1、2試合の先発ではないから、プロセスに従うしかない。同僚は全力で戦っている。毎日、勝つためにプレーしている。ホームの試合は全ていたし、全試合見た。簡単ではないけれど、全員にとって何がベストが考えた。計画通りに進もうと考えている」
開幕前は充実の補強でプレーオフ進出の期待を集めたマーリンズだが、借金12と低迷が続いている。チームメートの苦悩の姿を眺めるのは辛いとフェルナンデスは取材に対して語っている。
マーリンズの先発投手陣の防御率は4.17でリーグ11位、セーブ数はリーグワーストの7。先発陣は平均以下で、ブルペンも壊滅的な中、メジャー屈指の右腕の復活は浮上への起爆材となるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count