呉昇桓から土壇場で逆転満塁弾の角中 「珍しくいける気がした」
涌井の黒星を消した一発、「本当はワクさんが投げている間に打てれば一番よかった」
それでも、満塁弾は予想以上だった。「正直、入るとは思わなかったので、何とか落ちてくれという気持ちで走ってました」と言う。
結果的に、7回途中3失点と力投したエース涌井の黒星が消えた。
角中は「いつもワクさんに『オレが投げるときは本当お前打たんな』って言われる。本当はワクさんが投げている間に打てれば一番よかったですけど、ワクさんの負けを消せて、チームが勝ってよかったです」と笑った。
チームは2連勝で貯金1となったが、角中は「でも、まだ貯金1なので、もっともっと増やして、まだ上にチームがいるので、一番上を目指して頑張っていきます」と誓う。
ここ6試合で5勝1敗。ロッテが上昇気流に乗ってきた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count