MLBで珍事 「バットマン」演じたマイケル・キートンが客席でファンと対決?
MVP候補、バットマン、ヤジ男の異色のコラボ!?
ベースボールの熱狂的なファンとして知られるキートンはパイレーツの本拠地ペンシルバニア州出身で、ピッツバーグのテレビ局に勤務していた筋金入りの“パイレーツ党”。「バットマン」では、物静かな大富豪ブルース・ウェインの裏の顔であるダークヒーローを演じた男にも、このヤジが我慢ならなかったようだ。
試合終了前に退席する際、ヤジ男の前に憤然と登場。壮絶な舌戦を展開すると、最後にはスコアボードを指差したという。試合はパイレーツが10-8で勝利していた。
「バットマン」とヤジ男の対決に周囲の観客は騒然。スマートフォンでその模様を撮影し始めたという。ヤジ男は内野席での奮闘が認められたのか、罵声を送っていたマッカチェンから試合後にパイレーツカラーの黄色いバッティング用の手袋をゲット。マッカチェンが度量の大きさを示す形となった。
MVP候補のスーパースター、バットマン、そして、強烈なヤジ男という異色の“コラボレーション”は、メジャーならではかもしれない。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count