日本ハムが巨人とのトレードを発表 矢貫&北が移籍し、矢野&須永を獲得
複数トレードが合意、巨人生え抜きの人気選手・矢野が日本ハムへ
日本ハムは、矢貫俊之投手、北篤外野手の2選手と、巨人・矢野謙次外野手、須永英輝投手の2選手との交換トレードが成立したと発表した。矢野の背番号は「37」、須永の背番号は「33」に決まった。
矢貫は、常磐大を経て、三菱ふそう川崎から2008年のドラフト3位で日本ハム入り。13年には自身最多の57試合に登板し、13ホールドを記録。オールスターにも選ばれた。
北は2006年のドラフト1位で小松工業から横浜ベイスターズに投手として入団。ヤンキース・田中将大、広島・前田健太、巨人・坂本勇人らと同い年だ。非凡な打撃センスを買われて野手転向。2012年オフに日本ハムにトレード移籍していた。今回は2度目の移籍となる。
一方、日本ハムは巨人から生え抜きの人気選手、矢野を獲得。言わずとしれた右の代打の切り札で、代打成功率が4割を超すシーズンもあった。昨年末に右肘を手術するなど開幕1軍には入れず、出場機会が減っていた。日本ハムの若い外野陣に割って入る力は十分にある。国学院大から巨人に02年ドラフト6巡目で入団。13年、巨人でプレーした。
須永は元々、日本ハムの選手で、異例の出戻りとなった。浦和学院から03年ドラフト2巡目で日本ハムに入団し、10年オフに巨人オビスポー日本ハム・紺田、須永のトレードで移籍。11~13年は一軍登板がなく、昨年は1試合だけの登板で二軍落ちしていた。