田中将大、イチローと「偉大な選手の対決」 援護なく好投「台無し」で2敗目
ヤンキース指揮官「日本は大騒ぎになるだろうね」
ESPNは速報でピンストライプの貧打ぶりを伝えた。
「まさにブロンクス・ボンバーズ! ヤンキースはマーリンズの先発トム・ケーラーからたった3安打しか打てなかった。うち1本はホームランで、唯一の得点。自身シーズン最多の9安打を打たれながらもマサヒロ・タナカが見せた好投を台無しにした」と分析している。
また、地元紙「ジャーナル・ニュース」は試合前のヤンキースのジョー・ジラルディ監督のコメントを紹介。昨年は2人を率いていた指揮官は「偉大な選手同士の対決になる。これまでもイチローと他の日本人投手との対決を見てきたが、日本は大騒ぎになるだろうね。球界にも良いこと」と話していたという。
昨年までヤンキースでプレーしたイチローは「2番・センター」で先発し、日米通じて初めて田中と対峙。貫禄のマルチヒットで打率を2割8分8厘に上げ、メジャー通算2884安打と伸ばしてMLB歴代38位のザック・ウィートに並んだ。
一方、田中は開幕戦の4月6日ブルージェイズ戦以来となる今季2敗目。94球を投げてストライクは60球。防御率2.49としている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count