今季初勝利の和田毅を名将も絶賛 「素晴らしい。いつもこういう投球を」
今季最長となった「7イニング」に高い評価 「打線と同じぐらい重要だった」
ESPNは速報で、ワンサイドゲームの中で見せた和田の素晴らしいピッチングについて「意味するところ」というコーナーで高く評価。今季最多の貯金7としたカブス打線の爆発の重要性を指摘する一方で、和田にとって今季最長となった「7イニング」という数字に注目している。
「ワダがマウンドに立っている時間が打線と同じぐらいに重要だったかもしれない。確かに、彼は大きなリードを手にしたが、彼はインディアンスの打線相手に何度も切り抜け、決してリードを吐き出さなかった。過去の彼の登板では失速もあったが、ワダは今回中盤での疲れも見せなかった。7イニングまで投げ抜き、わずか被安打4だった。打線から輝ける活躍を受けたカブスは彼のこのパフォーマンスを必要としていた」
和田は今季、6回以上を投げ抜くことができていなかった。左太ももの張りで開幕を故障者リストで迎えた左腕のコンディションを考慮していたのか、名将ジョー・マドン監督は早めの交代を告げることが多かった。しかし、この日は違った。
指揮官は「素晴らしい投球だった。速球を軸とした攻めの投球ができていた。いつもこういう投球を続けてほしい」と絶賛している。
カブスはナ・リーグ中地区でカージナルス、パイレーツに続く3位ながら、35勝28敗と好成績を維持している。7イニングを投げ抜き、ブルペンの負担を軽減した和田は、プレーオフ進出に向けたキーマンとなるかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count