3000安打のAロッドにまた“悲報” 記念球ゲットの収集家「これは返さない」

これまで8000球を集めてきた超有名コレクターは「最高のボールキャッチ能力を持つファン」

 2011年にデレク・ジーター氏がホームランで決めた3000安打達成の記念ボールをゲットしたファンは喜んで本人に返却したが、今回は違った。

 ESPNでは、ハンプルさん本人のウェブサイトに書かれていた話として、1990年から試合のみならず打撃練習などのボールもゲットし続けてきた人物で、これまでにメジャーのスタジアムで8000球以上を収集していると紹介。「メジャーリーグでボールをゲットするには」という書籍も執筆している有名なコレクターだという。

 ロイヤルズのジェレミー・ガスリー投手の「彼は我々の時代で最高のボールキャッチ能力を持つファンだね。スタンドでのボールキャッチ能力は平均以上だ。彼が縦横無尽に通路をダッシュするのを見た。ボールをゲットするのに恐れを知らないんだ。ボルチモアでは1試合で3回もゲットするのを目撃した」という証言まで掲載されている。

 また、Aロッドの500号記念ボールがかつてオークションに掛けられ、10万5000ドル(約1300万円)で落札されたという事実にも言及。専門家によると、今回の記念ボールも5万ドル(約610万円)以上の価値を持つという。

「これを売るかどうかは、まだ分からない。つまり、ヤンキースのオファー次第で返却を考えるかもしれない。彼に会ったり、サイン入りのバットをもらったりとかでは、返すつもりはない。僕はバットのコレクターではない。ボールの収集家なんだ。このボールを持っていることに意味がある。自分が持っていることが信じられないよ」

 記事によると、ハンプルさんはこうも語ったという。

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