ポージーの活躍で蘇った新庄剛志の“伝説” 地元記者が「驚きの発見」
2002年にマークした2本の満塁弾、記憶に残る男が残した足跡
新庄氏は2002年シーズン、メッツからトレードでジャイアンツに移籍。MLBの通算本塁打記録(762本)を保持するバリー・ボンズらと共闘し、日本人選手初となるワールドシリーズ出場を果たした。
5月17日の本拠地マーリンズ戦では、8回2死満塁のチャンスで、ブレイデン・ルーパーの2球目をレフトスタンドに叩き込んだ。メジャーでは日本人選手初となる満塁弾を放ち、9ー3での勝利に貢献している。
そして、7月2日の敵地ロッキーズ戦では、デニー・ニーグル投手から初回に満塁弾をマーク。この試合はジャイアンツが18-5で圧勝した。
圧倒的なアスリート能力、独特のカリスマ性に加え、大舞台での勝負強さから野球ファンの記憶に残る名選手となった新庄。MLBでは3シーズンのプレーだったが、その足跡をしっかりと残していた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count