オリックス、6月に入りやっと勝ち越しペースに 復調の要因は?
残り約70試合でどこまで巻き返せるか…
投手陣は先発3本柱が好調。復活を果たしたエース・金子、12球団NO1の安定感を誇るディクソン、勢いを取り戻した西。この3人は最低でも6イニングを投げる計算がつく。試合の流れを作りスムーズにリリーフ陣にバトンをつなぐことが出来ている。
ここに福良監督代行が「将来のオリックスの背負ってもらう投手」と期待を懸ける東明が直近3試合は6イニング以上を投げ抜き成長の兆しを見せている。
開幕からこの姿で戦えていれば……。たらればを言えば切りがない。この戦力を見てダントツの最下位にいる現状は、誰もが想像できなかったことだろう。
シーズンも折り返しに差し掛かっている。残り約70試合。首位・ソフトバンクとのゲーム差は15。5位・ロッテとも5・5差とAクラス入りへの道のりは容易ではない。だが、この状態が続くのであればシーズン終盤で思いがけない展開になっているかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count