イチローも放出候補!? 主砲離脱でマ軍が“ファイヤーセール”行う可能性も
他球団にとっては魅力的なイチロー、「彼は未だにバットコントロールのお化け」
まずは、先発陣で最も優秀な防御率を誇るダン・ハレン投手がその候補に挙がっている。今季15試合に先発し、93回1/3を投げて防御率3.38。シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる。
記事では、移籍先候補について「投手陣の薄いドジャースは彼を取り戻すことに興味を持つのではないか。結局、彼らが彼の給料を払っていることだし」と指摘。今季、トレードでドジャースからマーリンズに移籍してきたベテラン投手の給料は、古巣が負担している。
2人目も今季獲得したマット・レイトス投手。「もう1人のフリーエージェントを迎える先発投手で、いつもトレード期限で人気を集める」と分析されている。今季防御率は5.49という褒められない数字だが、6月は3試合で防御率4.12と回復し、球速も回復したと言及されている。
3人目はジェフ・ベイカー内野手。記事では、ユーティリティープレイヤーのベイカーも今季限りで契約満了となることに触れながら、左腕に相性が良く、キャリアで打率2割9分7厘を記録していると紹介。優勝候補の球団は有望な若手と引き換えに、ベンチに置くのではないかと分析している。
そして、4人目にイチローが登場する。
「イチロー! イチローは現時点では4番目の外野手として起用するのがベストだが、彼は未だにバットコントロールのお化け」
記事ではこのように称賛。ドジャース戦前の時点で打率2割7分5厘、出塁率3割2分5厘(27日のドジャース戦後は打率2割7分1厘、出塁率3割2分1厘)だった成績を「尊敬すべき」と表現し、「それに加え、彼はイチローだ。チケット販売の手助けになるだろう」とも言及。今季限りで契約満了となるレジェンドはその安打製造能力と米国での絶大な人気から、買い手が出てくると予想している。