MLBデビュー戦で黒星の元巨人・村田透に厳しい評価 「悪いエンディング」
「ダブルヘッダーにならなければ、彼は必要とされなかっただろう」
村田はこの日のダブルヘッダーに向けて、アクティブ・ロースターに規定で認められている26人目の選手(通常は25人)として登録された。「もしも、土曜日の試合が雨で中止にならず、日曜日がダブルヘッダーにならなければ、彼は必要とされなかっただろう」という厳しい指摘もあった。
MLB公式サイトも「ムラタがデビューで圧倒される」との小見出しで報じている。初回は3者凡退と滑り出しは上々だったが、2回にキプニスのエラー絡みで不運な2失点。3回も3者凡退に抑えたものの、4回に連続ソロホームランを浴びてマウンドを降りたと投球内容を紹介されていた。
試合前にはインディアンスが公式ツイッターで「ショーへようこそ」というメッセージとともに、村田の背番号61のユニフォームの写真を紹介。アメリカで地道に積み上げた努力がようやく報われたが、3回1/3を4安打5失点(自責3)、2奪三振1四球という内容に終わった。
村田が降板した後もリリーフ布陣が失点を重ね、試合は0-8で大敗。メジャー定着を目指す右腕にデビュー戦で黒星がつく悔しいマウンドとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count