01年のイチローはメジャーFA史上9番目の活躍 「あまりに巨大なお買い得」

ルーキーイヤーから大活躍したマリナーズへの復帰を望む声も上がっているイチロー

 6位に選ばれたのは11年にレンジャーズからフィリーズに移籍した左腕クリフ・リー投手。32試合に先発し、防御率は2.40。チームの年間102勝に貢献した。WARは7.7。

 7位に選出されたのは、99年にオリオールズからインディアンスに移籍したロベルト・アロマー内野手。ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞を獲得し、チームをア・リーグ中地区優勝に導いた。WARは7.3。

 8位に入っているのは96年にオリオールズからマーリンズに移籍したケビン・ブラウン投手。防御率1.89という活躍で、WARは7.3を記録している。

 10位に選ばれたのは93年にカブスからブレーブスに移籍したグレッグ・マダックス投手。リーグ最多の20勝を挙げ、サイ・ヤング賞を受賞した。WARは6.8となっている。

 いずれも球史に名を残す超一流選手ばかり。禁止薬物使用疑惑も持ち上がる選手も存在する中、クリーンなイチローがルーキーシーズンに残した衝撃は今も語り草となっている。

 イチローは12年シーズン途中にヤンキースに移籍。愛着深いセーフコ・フィールドを去ったが、現在、プレーオフ逆転進出を狙うマリナーズが7月末のトレード期限までにレジェンドを再獲得するべきだという地元報道も出ている。ルーキーイヤーからMLBの歴史に残る活躍を見せた背番号51が再びシアトルで躍動することはあるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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