クラブハウスにマジシャンを招待!? 名将の“切り札”でカブスが連敗脱出

MLBで名将の“サプライズ采配”が話題に、エース左腕は「さすがジョーだよ」

 カブスの名将ジョー・マドン監督が、6月30日(日本時間1日)のメッツ戦で連敗脱出の切り札としてマジシャンを投入し、大きな話題を呼んでいる。ESPNが報じている。

 左肩の痙攣で和田毅投手が故障者リスト入りしたカブスは、この日のメッツ戦まで今季最長の5連敗。苦戦続きだったチームを救うために、レイズを強豪に導いた手腕を持つ指揮官が動いた。

「ジョーは野球における魔法の話を始めた。次の瞬間には、そこにマジシャンがいたんだ」

 記事では、二塁手のアディソン・ラッセルが驚きとともにこう語ったことが紹介されている。マジシャンのサイモンがクラブハウス内で様々なトリックを披露すると、連敗に重苦しい雰囲気だったチームは一気に沸いたという。

 百戦錬磨のエース左腕ジョン・レスターも、現地メディアの取材に対して「僕はマジックの大ファンではないし、ちょっとゾワゾワっとするところもあるんだけど、あれはクールだったね。さすがジョーだよ」と話している。

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