慎重な起用法が続く田中将大 今季初の100球超えは「彼が好調な時に」
慎重な起用続くも、指揮官は「そこ(100球)にだいぶ近づいている」
記事では「多くの人間はこれがジラルディの計画なのか、彼のエースの腕を台無しにしないための省略なのか」と指摘。ジラルディ監督が「おそらく、そこ(100球)にだいぶ近づいている。私は間違いなく彼にそこを乗り越えさせることになるが、それは簡単なイニングを重ねている時か、彼が好調な時になると思う。(この日は)初回にすごくハードなピッチングをしなければいけなかった。だから、交代させる時だと思った」と語ったことについても言及している。
昨年のメジャーデビューから2年連続でDL入りしている田中だけに、指揮官は起用法に細心の注意を払っている様子。この日の田中は初回に打ち込まれ、四球を出すなど2失点。ピンチを脱出するためにいきなり26球を要した。初回から負担がかかった今回のレイズ戦では、100球超えのリスクを負わせるわけにいかなかったという。
今季10試合で6回以上投げたのは6試合。試合を作り、チームに勝利をもたらすことが使命となる田中は、100球の壁をいつ越えるのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count