宿敵が上原浩治に戦々恐々!? NYメディア「ウエハラが再び恐怖の存在に」
世界一に輝いた2013年の姿に戻ったと絶賛される上原
4つ目の理由は、今季、ドジャースからFAで加入したハンリー・ラミレス外野手のパワーだという。ここ15試合で5本塁打を放っており、「フェンウェイ・パークでも打撃を楽しんでいる」と指摘。本拠地では打率2割6分6厘、7本塁打、21打点とパワーを見せつけていることも紹介している。
そして、5つ目の理由として、絶対守護神が登場する。記事では「コウジ・ウエハラは再び恐怖の存在に」と報じている。
寸評では「クローザーは乱れた時期があった。7試合の計6イニングで自責6を許したが、そこから一点も許していない。8試合(実際は9試合)でわずか1安打、無四球だ」と上原の恐ろしさをレポートしている。
上原は8日のマーリンズ戦で3試合連続セーブを記録。地元テレビ局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク(NESN)」の実況は「我々は2013年のコウジを見ているようです。いとも簡単に片付けているように見えます」と感嘆したほどだった。2013年にワールドシリーズ制覇の立役者となった時のような、無敵のオーラを放っており、今季21セーブはア・リーグ4位。勝ち星の少ないレッドソックスで奮闘している。
3年ぶりのプレーオフ進出に向け、勝ち星を積み重ねているピンストライプの名門が恐れなければいけないほど、上原は充実のピッチングを続けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count