「イチローはキョトンとしていた」 復活の裏にある努力に地元メディア感銘
「彼の練習法は伝説的」「彼はオールスター休暇中も毎日練習していた」
34打席ノーヒットという暗いトンネルを脱出したイチローについての話題になると、現役時代にマーリンズで外野手として活躍した解説者のプレストン・ウィルソン氏は、イチローが徹底的にトレーニングを行うことの素晴らしさを紹介。
「何があろうと、イチローはトレーニングを続けます。彼のワークアウト法は、まさに伝説的です。彼は自分の技術、守備、ベースランニングを完璧な状態に保つために、多大な時間を費やしています。彼は常に向上しようと望み、実際に向上していますね」
準備と努力に一切の手抜きをしないイチローのトレーニングは、球団OBに「伝説的」とまで絶賛された。
さらに、実況もイチローのストイックさについて、エピソードを交えて説明する。
「私は多くの選手に(オールスター)休暇に何をするか、質問したんですよ。多くの選手は『実家に帰る』『マイアミに出かけてリラックスする』というものでした。
イチローにも休暇に何をするか質問したんですよ。彼はキョトンとしながら、『僕はトレーニングですよ』と言っていましたね(笑)。彼はオールスター休暇中もマーリンズパークで毎日練習していました。フィジカルトレーニング、打撃練習、ランニングの練習、送球練習をこなしたんですね」
笑いを交えながらも、イチローの崇高なまでプロ意識を称えていた。