「イチローはキョトンとしていた」 復活の裏にある努力に地元メディア感銘

フィリーズ戦で今季初の3安打、地元メディア「どんな修正をイチローが施したのか」

 マーリンズのイチロー外野手が19日(日本時間20日)の敵地フィリーズ戦に「1番・ライト」で2試合連続で先発出場し、一時勝ち越しのタイムリーを含む5打数3安打1打点の活躍を見せた。

 試合は7-8でマーリンズが逆転負けを喫したものの、イチローは6試合連続ヒットをマーク。前半戦にはメジャー自己ワーストの34打席連続無安打というスランプに陥ったが、ここ6試合は20打席9安打と復活した。その裏にあるレジェンドの究極的なまでにストイックな“流儀”を地元メディアは称賛している。

 9回裏に守護神ラモスがサヨナラ2ランを被弾し、まさかの逆転負けを喫したマーリンズで、イチローの復調は明るい話題となっている。

 4回1死で迎えた第3打席、イチローは中継ぎ右腕デフラタスの91マイル(約148キロ)の初球を見事にセンター前にはじき返した。

 すると、地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「イチローはキャリアで現在、500盗塁まであと5個。2900本安打まであと5本です。どんな修正をイチローが施したのか明らかになっていませんが、スイングを修正しましたね。ここ数試合で数多く正確に叩いています」と評した。

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