ハマの未来を担う左腕 DeNA砂田毅樹が背中を追う2人の存在
尊敬するのはハマの番長、そしてもう一人支える存在は…
そんな左腕が尊敬するのはハマの番長こと、三浦大輔投手。技術やメンタルの面で細かなアドバイスを受けています。三浦投手は「俺は2年目で3勝挙げたぞ」と砂田の闘争心を煽ったこともありました。その番長の言葉に「じゃあ僕は5勝しよう!」と先輩超えを心に誓ってました。それを三浦投手に伝えると「いーんじゃない!?」と少し嬉しそうに答えていました。
そして三浦投手は続けました。
「だって見てみ。しっかりしてるで。俺が20歳の時には、あんな風に話せなかったし、ただ目立ちたい! とばかり思っていたからね。頼もしいし、とにかく今は“どーんとぶつかれ、思いっきりいけ”それだけだよ」
そう親心をのぞかせると、すぐに「これから壁にぶつかる時は絶対に来るから。その時にどう乗り越えるかが大事」と付け加えました。そんな三浦投手の存在や言葉は砂田投手の大きな支えになるはずです。
それともう一人、砂田投手に大きな影響を与えた選手がいます。昨年までDeNAの現役投手で、今年から巨人の打撃投手になった藤井秀悟さんです。
砂田投手は同じ左腕として目標とする選手に、藤井選手の名を挙げていました。その藤井さんに話を聞くと「え? そうなの? 嬉しいわ」と少し照れくさそうにしながらも、砂田投手への思いを語ってくださいました。