【高校野球】4大会の決勝が持ち越し 旭川実は決勝進出、オコエ擁する関東第一は4強
4大会の決勝は雨天中止で24日に持ち越し、作新学院のプロ注目・朝山が本塁打
23日の高校野球は4大会で予定されていた決勝がいずれも雨天により中止。新たな代表校決定は24日に持ち越された。
北北海道では、旭川実が準決勝で昨夏の王者・武修館を7-4で撃破し、決勝進出。野球部OBには「全裸に見えるポーズ」でおなじみのお笑い芸人・とにかく明るい安村がおり、安村も99年夏の甲子園に伝令として登場した。ブレイク中の先輩の勢いを背に、24日の白樺学園との決勝で5年ぶりの甲子園出場を狙う。
栃木では、作新学院が文星芸大付に9回裏に2点差を追いつかれながら直後の10回に3点を勝ち越し、8-5で準決勝進出。プロ注目の朝山広憲(3年)も一発を放った。栃木初の5連覇まであと2勝だ。
東東京は、ナイジェリア人の父を持つプロ注目の外野手・オコエ瑠偉擁する関東第一が4強入りを決めた他、都立校の篠崎が東京実を4-2で下し、創部初の準決勝進出。夏は2003年の雪谷以来、12年ぶりとなる都立校の甲子園出場を叶えられるか。