【高校野球】関東第一が決勝で圧勝 19安打14得点の猛攻で5年ぶり6度目の夏甲子園切符

ドラフト候補オコエがスピード生かして大活躍

 第97回全国高校野球選手権大会の地方大会が27日、各地で行われ、東東京大会の決勝は関東第一が日大豊山に圧勝。5年ぶり6度目の甲子園出場を決めた。ドラフト候補のオコエ瑠偉外野手(3年)が6打数3安打2盗塁の大活躍。打線が19安打と爆発し、14-2の大勝で甲子園へと駒を進めた。

 関東第一は初回、1番のオコエがライト前ヒットで出塁。1死二塁として、伊藤がライトオーバーの二塁打を放ち、オコエが先制のホームを踏んだ。

 さらに、長嶋のタイムリー二塁打、五十嵐のセンター前タイムリーで2点を追加。初回に3点を奪った。

 2回は2死から井橋がセンター前へのヒットで好走塁を見せ、二塁まで進むと、2死一、二塁となってから守山がセンター前にタイムリー。1点を加えた。

 4回には先頭のオコエが中前にヒットを放ち、スピードを生かして二塁まで進む。井橋の犠打がセーフとなり、無死一、二塁とすると、伊藤がレフトオーバーの2点三塁打。その後、守備妨害と内野ゴロで2点を加え、この回4得点で8-0とリードを広げた。

 6回、日大豊山はこの回から登板した関東第一のエース田辺を攻め、吉村のタイムリーで1点を返す。

 しかし、7回、関東第一は先頭のオコエがショートへの内野安打。この日3本目のヒットで出塁した。その後、オコエが二盗、三盗を決めるなど、1死満塁とチャンスを広げ、長嶋、鈴木の連続タイムリーで2点を追加した。

 関東第一は8回にも伊藤の2点タイムリーなどで4点を追加。この試合19安打の猛攻で14点を奪った。

 日大豊山は9回に1点を返したが、関東第一が14-2の大勝で東東京大会を制覇。5年ぶりの甲子園切符を手にした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY