【高校野球】渡辺監督に敬意 東海大相模の門馬監督「鍛えられ、成長させてもらった」

今夏限りで勇退の渡辺監督率いる横浜に快勝、2年連続の甲子園出場を決めた東海大相模

 第97回全国高校野球選手権大会の地方大会決勝が28日に各地で行われ、神奈川は東海大相模が横浜に9-0で快勝。今夏限りで退任する渡辺元智監督率いる横浜は、ノーシードから決勝まで進んだが、甲子園まであと一歩で力尽きた。2年連続10度目の夏の甲子園出場を決めた東海大相模の門馬敬治監督は、勇退する名将に敬意を表した。

 エース左腕の小笠原が完封し、打線も着実に得点を重ねた。決勝で圧倒的な強さを見せつけた東海大相模の門馬監督は、試合後の優勝インタビューで「一戦必勝ということで、目の前にいる相手にゲームが終わっている時に勝っていることにこだわりを持って頑張りました」と言葉を噛みしめるように話した。

 これまでも、渡辺監督率いる横浜を倒すことで、甲子園への道を切り拓いてきた。名門同士の対戦で、名将率いる横浜の高い壁に跳ね返されたことも多かった。

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