オズナ“3A飼殺し”に代理人激怒 「マーリンズは最高のタレントを使わない」
強化責任者は「彼にはメジャーに戻すと伝えている」と説明も…
「オズナはすでに実績を持つメジャーリーガーだ。マーリンズではメジャーでプレーするに値することは間違いない。マーリンズの持つタレントをみて、彼が組織のトップ25人の1人ではないと言う人間はいないと思う。
球団の選手はこの問題に動揺し、何度も監督と折衝した。この球団は勝利を手にするために最高のタレントを使わない。ダン・ジェニングスは選手たちに彼(オズナ)を4番で使いたいと言ったんだ」
記事によると、若きエースのホセ・フェルナンデス投手も顧客に抱えるボラス代理人は、こう続けたという。オズナに対するマーリンズの処遇にショックを隠しきれず、ジェニングス監督と会談を持つ選手もいたとしている。
今季開幕前には期待を集めたマーリンズだが、借金は膨れ上がり、すでにプレーオフ進出は絶望的。オズナと同じ外野手の主砲ジャンカルロ・スタントンは左手骨折で離脱しており、もう1人のレギュラーのイエリッチ、4番手外野手として加入したイチロー、マイナーから昇格したギレスピー、本来は内野手のディエトリッチらが先発出場を続けている。
7月5日にマイナー落ちをマイケル・ヒル強化責任者に宣告された際には「リズムを取り戻すために短期間降格させる」と理由を伝えられたというオズナ。記事では、ヒル強化責任者が「間違いなくポジティブな方向に進んでいる。毎日、ビデオを見ている。彼にはメジャーに戻すと伝えている。彼に伝えたことは、一度戻したら、再び降格させたくないということだ。彼のスイングで修正が必要な部分があった」と語ったと伝えている。
オズナがどのタイミングで昇格するのか。その結果次第で、豪腕代理人の主張が真実かどうか分かりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count