【高校野球】作新学院が17安打10得点で快勝 初戦完封の上田西・草海を攻略し3回戦へ
7回に一挙5得点の猛攻、添田は4打点の活躍
第97回全国高校野球選手権大会は第7日が12日、甲子園球場で行われ、作新学院(栃木)が上田西(長野)を10-6で破り、3回戦進出を決めた。17安打10得点と打線が爆発。初戦の宮崎日大(宮崎)戦で完封した作新学院のエース草海を攻略した。
作新学院は2回、2死から黒崎がツーベースを放つと、続く横尾がセンターへタイムリー。1点を先制した。さらに、3回には2死一、三塁から小林がレフトへタイムリーを放ち、2点差とした。
一方、上田西は好投を続けてきた作新学院・倉井を4回につかまえる。2本のヒットと暴投で1死二、三塁とし、西沢の犠飛で1点差。さらに、2死三塁から野口がライトへ犠飛を放ち、同点に追いついた。
しかし、直後の5回、作新学院は無死二、三塁の好機を作り、添田がレフトへ2点タイムリー。すぐに勝ち越した。さらに、7回は赤城、添田のタイムリーツーベース、朝山、大橋のタイムリーで一挙5得点。9-2と大きく突き放した。添田は4打点の大暴れとなった。
8回、上田西は三井、大藪のタイムリーで2点を返す。だが、作新学院も9回に大橋のタイムリーで1点を取り返し、10-4とする。
その裏、上田西は斎藤のショートゴロの間に1点を奪うと、三井のタイムリーで4点差に迫る。しかし、反撃もここまで。作新学院が10-6で勝利した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count