【高校野球】仙台育英が3回戦進出 佐藤世が完投&2打点、打線は2試合連続2ケタ安打
強力打線がまた猛打で3年ぶり3回戦、郡司がソロ本塁打
第97回全国高校野球選手権大会は第9日が14日、甲子園球場で行われ、仙台育英(宮城)が滝川二(兵庫)を7-1で破り、16強進出を決めた。先発の佐藤世那が8回1失点の初戦に続く好投で9回1失点の完投。1回戦の明豊(大分)戦で大会新の10二塁打を放った打線は、この試合も佐藤世の2安打2打点など12安打7得点で相手を圧倒した。
仙台育英は2回、2死三塁からエースの佐藤世がセンターへのタイムリーを放ち、1点を先制。4回には無死三塁から紀伊のレフトへのタイムリーで2点目を奪った。
さらに、5回は1死から郡司がレフトへソロホームラン。その後、2死一、二塁から谷津の2点タイムリーツーベース、2死二塁から佐藤世がライトへのタイムリーを放つ。7回にも2死二塁から佐藤将がライト前に運び、7-0とした。
8回、佐藤世に抑え込まれていた滝川二打線は代打・吉井のツーベースで2死二塁とチャンスを作る。ここで大嶋がライトへのタイムリーを放ち、1点を返した。
しかし、反撃はこの1点のみ。9回は佐藤世が無失点に抑え、仙台育英が7-1で快勝。3年ぶりの3回戦進出を決めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count