【高校野球】第1回大会Vの「後継校」鳥羽が15年ぶり16強 2戦連続14安打&松尾完投

高校野球100周年の節目の年に3回戦へ

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第97回全国高校野球選手権大会 8月14日(第9日)試合結果

 第97回全国高校野球選手権大会は第9日が14日、甲子園球場で行われ、鳥羽(京都)が津商(三重)を4-2で破り、16強進出を決めた。初戦の岡山学芸館(岡山)戦に続く14安打で4点を奪うと、先発の松尾が9回4安打2失点で2戦連続完投。第1回大会優勝の京都二中の歴史を受け継ぐ伝統校が、高校野球100周年という節目の年に15年ぶりの16強に進んだ。

 先制したのは鳥羽。3回1死三塁で岩切がレフトへの先制タイムリー。その後、1死満塁とすると、梅谷がライトへタイムリーを放ち2点目。南もセンターへのタイムリーで続き、3-0とリードを広げた。

 津商が反撃に出たのは直後の4回。2死三塁から江川のレフト前に運び、1点を返した。すると、鳥羽は6回2死三塁で松尾がショートへの内野安打。再び3点差とする。だが、直後の7回に津商は1死三塁から江川の遊ゴロの間に1点を返し、2点差とした。

 鳥羽の先発・松尾はこのリードを守りきり、9回4安打2失点で完投。初戦で甲子園15年ぶりの白星を挙げた伝統校が、3回戦に駒を進めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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