【高校野球】“機動破壊”だけじゃない 16強の健大高崎、打力磨いた「5秒バッティング」

春の関東大会に以降に取り組んできた「5秒バッティング」

“機動破壊”というフレーズから、健大高崎=機動力、盗塁というイメージが強い。また、そこにこだわりを持った野球を展開している。しかし、当然のことながら、守備練習もバッティング練習も行っている。「打つことも時間をかけてやってきた。(今日は)その成果を出せた」と青柳監督は納得顔だ。

 特に春の関東大会以降、取り組んできたのが「5秒バッティング」。打撃マシンに5秒に1回、ボールを入れて、打者は一定に出てくるボールを2分間、打つ。

 記録員の片山拓馬は「バッターボックスに立ったら、ピッチャーのタイミングで打たないといけません。5秒以内で自分のバッティングの“間”を作る練習です。立ち後れてタイミングを取れずに打てないことが多かったのですが、この練習をしてから、みんな、振るスピードが速くなり、バッティングがよくなりました」と話す。

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