【高校野球】「フィーバー」歓迎の清宮 早実の“観客動員”20万人超えも「期待はやりがい」
西東京大会から9試合で計20万4500人、甲子園では全3試合で開始前に満員通知
15日の第97回全国高校野球選手権大会3回戦で9年ぶりの8強進出を決めた早実(西東京)。怪物ルーキー・清宮幸太郎が待望の甲子園1号を放ち、3安打5打点の大活躍を演じたが、この試合である数字が大台を突破した。
7月の西東京大会を通じ、今夏の早実戦の観客数が通算20万人を突破したのだ。
観客数は、以下の通り。
★西東京大会
◯3回戦 7月18日・東大和南戦(八王子市民)=3500人
◯4回戦 7月19日・府中西戦(八王子市民)=4000人
◯5回戦 7月20日・日野戦(八王子市民)=7000人
◯準々決勝 7月22日・八王子戦(神宮)=1万3000人
◯準決勝 7月24日・日大三戦(神宮)=1万3000人
◯決勝 7月26日・東海大菅生戦(神宮)=2万8000人
※西東京大会6試合6万8500人、1試合平均1万1416人
★選手権大会
◯1回戦 8月8日・今治西戦(甲子園)=4万7000人
◯2回戦 8月13日・広島新庄戦(甲子園)=4万4000人
◯3回戦 8月15日・東海大甲府戦(甲子園)=4万5000人
※選手権大会3試合13万6000人、1試合平均4万5333人
通算9試合で合計20万4500人に到達した。
西東京大会は3試合が八王子市民球場(収容8702人)で行われたが、試合を追う毎に観衆は膨れあがった。そもそも早実が人気校で、甲子園では同日に好カードが重なった影響もあるが、なんといっても、最大の要因は「清宮フィーバー」だろう。
3試合ともに午前8時開始にもかかわらず、徹夜組が続出。最寄りの甲子園駅には始発到着前からチケットを求める列が伸び、開始前に満員通知が出される事態となった。