青木宣親、“お買い得補強”トップ10入り 「獲得は重要だった」

お買い得選手ランクで7位に入った青木

 ジャイアンツの青木宣親外野手がMLBの今季新加入選手のお買い得選手ランキングで7位と評価されている。米スポーツ専門サイト「スポーツ・オン・アース」が「大きな見返りを手にした小さな補強」と特集している。

 大型補強や高額報酬で獲得した選手が必ずしもチーム強化に貢献するとは限らず、小予算の補強が大きなプラスをもたらすケースも少なくない。このほど米スポーツ専門サイトで今季、優勝候補のチームをレベルアップさせたお買い得補強のトップ10が紹介されている。

 1位に挙げられているのはヤンキースからフリーエージェントでパイレーツに移籍したフランシスコ・セルベリ捕手。寸評では昨季までメジャー通算250試合で785打席と出場機会が少なかったが、今季は24日時点で打率.303、出塁率.372、長打率.421と活躍していることを紹介。WAR(Wins Above Replacement)と呼ばれる打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価し、選手の貢献度を表す指標でもジャイアンツのバスター・ポージー捕手に続き、捕手部門で2位につけているデータも紹介している。

 2位にはア・リーグ東地区で優勝を争うブルージェイズの右腕マルコ・エストラーダが選出された。寸評ではブルワーズに所属した昨季から今季躍進していることを指摘し、15試合の先発で11勝4敗、防御率3・00という成績に言及。「ジェイズのプレーオフ進出の希望を大いに高揚させている」と評している。

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