U-18野球W杯、各国首脳陣の想い 南ア監督「アフリカにとって大きな挑戦」
初戦で日本と対戦するブラジル「出来るだけのことを頑張ってやる」
南半球の2か国も今大会への想いを語った。
同じくAグループで、28日に日本と初戦を戦うブラジル代表のリカルド・イグチ団長も「Aグループはほとんど強いチームで、1次リーグを突破するというより、できるだけのことをウチのチームは頑張ってやります」と意気込みを明かす。
また、南アフリカのパトリック・ファンニーケルク団長は「12月のアフリカの大会を勝ちあがって今大会に来ました。これはアフリカにとって大きなチャレンジ」と、大陸を背負って試合へ挑む決意をにじませた。
欧州、南米、アフリカは、野球用具やグラウンドなど、プレーする環境も強豪国に比べてハンデがあるとされる。監督や選手は、勝利はもちろん、国や地域の仲間たちの想いを背負って来日しているのかもしれない。
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富樫重太●文 text by Shigeta Togashi